盛況のうちに終了!全国発酵食品サミット in 白山

盛況のうちに終了!全国発酵食品サミット in 白山

 

「全国発酵食品サミット in 白山」が
2015年3月21日から2015年3月22日まで
石川県白山市で行われました。

 

当日はたくさんの人が来場して大賑わい。
普段は食卓の名わき役として目立たない存在の発酵食品が
堂々たる主役として大勢の人に注目されました。

 

ところで、発酵食品というと何を想像しますか?
納豆、キムチ、ぬか漬け…。
やはりパッとすぐに出てくるのはそれぐらいでしょうか。

 

でも、発酵食品はもっともっとたくさんあるんです。
世界各地にはその土地に根付いた伝統的な発酵商品があり、
健康の面からも注目されています。

 

といのも発酵商品の多くは血糖値を下げ、2型糖尿病を防いでくれるからです。

 

たとえばミツカンの研究によると、納豆ご飯はご飯だけより食後2時間の血糖値がグッと低く、
血糖値のピークも食後35分で、その後は緩やかに下がっていくんだそう。
一方、ご飯だけの場合は食後70分まで血糖値が上昇したまま。

 

これは、納豆に含まれるナットウキナーゼという成分に血糖値を下げる作用があるのと、
大豆の1.5倍に膨らんだ水溶性食物繊維が糖の吸収スピードを遅くしているからと考えられています。

 

また、イギリスのケンブリッジ大学の調査によると、週にカップヨーグルトを4.5個食べる人は
2型糖尿病発症のリスクが28%低いそうです。

 

これは、ヨーグルトの乳酸菌が善玉菌を増やして悪玉菌を抑え、
腸内環境を整えるために血糖値が下がると考えられています。

 

同様に群馬大学の研究でも、ナチュラルチーズの乳酸菌に
糖尿病を予防する効果があると発表しています。

 

さらに雪印では開発中のゴーダチーズに含まれるペプチドに血糖値を抑える働きを発見しています。
このように、発酵の過程で生み出される成分や乳酸菌に血糖値を下げる効果があることを、
多くの研究機関が実証しているのです。

 

しかも発酵食品は元の食材より風味も栄養も増しているうえ保存もきく、
まさに言うことなしのパーフェクト食品。

 

こんな身体によくて、おいしい発酵食品の魅力をもっと知ってもらいたいと
開催されたのが「全国発酵食品サミット」の始まり。
今回でなんと7回目なんですよ。

 

「全国発酵食品サミット」では、
その名のとおり全国からたくさんの発酵食品が集まります。
「こんなにたくさん発酵食品ってあるの?」と思わずびっくりしてしまうかも。
そのくらい、たくさん集まります。

 

試食をしながら、発酵食品について知り、そして購入することもできるので
ゆっくりと発酵食品に触れることができます。

 

もちろん、それだけではありません。
発酵食品の知識をもっと伝えたいという思いからシンポジウムも開催されます。
「全国発酵食品サミット in 白山」では2名の有識者の方が
発酵食品の歴史や、発酵食品を使って街づくりをするためのヒントを
わかりやすくお話してくれました。

 

発酵食品のあれこれを知ってから改めて発酵食品をいただくと、
よりおいしく味わえるので、シンポジウムに参加してから発酵食品を
いただいてみましょう。

 

親子で発酵食品をもっと知りたいという人には、体験型のイベントがあります。
「全国発酵食品サミット in 白山」では
親子クッキングスタジオが行われました。

 

当日は発酵食品の「甘酒や塩糀」を使った、
「ねぎねぎチキンカレースープ」と「甘酒スイートポテト」の2種を
親子で楽しく作っていました。

 

「甘酒や塩糀」はよく耳にはしますが、料理に生かすということは
あまりないのではないでしょうか。
塩糀は大ブームを迎えてからは、
お料理の下味として使う人も増えてきましたが、
それ以前はあまり知られていない発酵食品でしたし、
甘酒は飲んだり鍋に使う程度の人が多いのではないでしょうか。

 

親子で楽しめるイベントもあるので、次回も期待したいですね