「全国発酵食品サミットin白山」ではいったい何をしていたのか?

2015年3月21日(土)、22日(日)に石川県白山市で
「全国発酵食品サミットin白山」が開催されました。
参加した人にはとても好評だったという「全国発酵食品サミットin白山」。
いったい何が行われたのでしょうか?

 

そもそも「全国発酵食品サミット」とは何か?という話なのですが、
日本にはその土地土地に郷土料理があり、
その中には発酵食品もたくさんあります。

 

身体によく、とても美味しい発酵食品を
もっとたくさんの人に知ってもらいたいという思いと、
その発酵食品を使って街の活性化を図ろうという2つの思いから
始まったのが「発酵食品サミット」なのです。

 

発酵食品の販売や発酵食品に関する講演、お料理教室など
発酵食品について様々な角度から見て聞いて味わって、
来場した人たちは誰もみな大満足でした。

 

「発酵食品サミットin白山」では、たくさんの発酵食品が紹介されました。
金沢の名産「かぶらずし」、美川名産「フグのぬか漬け」、
日本三大魚醤のひとつ「カネイシのいしり」などなど
時間をかけてゆっくりと丹精込めて作られたものばかりです。

 

石川県は昔から発酵食品が多く作られています。
特に海の幸が豊富な土地柄なので、魚介類を使った発酵食品が豊富です。
中でも「かぶらずし」や「なれずし」は石川県独特の発酵食品。
かぶらずしは塩漬けにした輪切りのかぶとぶりの切り身を
ご飯とこうじに漬け込んだもので、
なれずしは魚の切り身だけをご飯に漬け込んで発酵させるものです。
どちらも漬け込むうちに乳酸が発生し、それによって発酵させるのが特徴。

 

今でこそ郷土料理として商品化されていますが、
昔は自宅で作る家庭料理の代表的なものでした。

 

若い人の中には、「かぶらずし」や「なれずし」が家庭料理だったということを
知らない人たちも多くいることでしょう。
今回の「全国発酵食品サミットin白山」では、
地元の若い人が自分の街の郷土料理である発酵料理を改めて認識する
いい機会となったことでしょう。
若い人が郷土料理を知り、街の古き良き伝統を実感することが
街の活性化を図る第1歩ですね。

 

昔の人の知恵が詰まった保存食、発酵食品。
これからもたくさんの人に知ってもらうためにも
次回の「全国発酵食品サミット」も盛況であることを祈ります。